シュワルベ ワン (SCHWALBE ONE) ミニベロ実走レビュー

Tern Verge N8 タイヤを シュワルベ ワン (SCHWALBE ONE)に交換してみた カスタム
Tern Verge N8 タイヤを シュワルベ ワン (SCHWALBE ONE)に交換してみた
シュワルベ ワンにタイヤ交換
タイヤ交換

スポーツタイヤがどんなものかと気になりまして、Tern Verge N8(ミニベロ)のタイヤを前から気になっていたシュワルベワンに交換してみました。

シュワルベワンは、かなり軽量のスポーツタイヤです。今回は、Amazonに2本セットがあったので購入しました。

今までのタイヤはパナレーサーのミニッツS

もともとはパナレーサーのミニッツSというタイヤを使用していました。

Tern Verge N8 はゆったりポタリングを楽しむミニベロの要素と、そこそこのスポーツ走行の両方をこなせる自転車なので、そういった意味ではミニッツSも良いタイヤでした。

なにより価格も安いし、街乗りがメインで、時々スポーツ走行をするくらいなら、これでも十分すぎるくらいのタイヤだと思います。コスパ良いです。

タイヤをシュワルベ ワンに交換

久しぶりのタイヤ交換でかなり苦戦しました。タイヤレバーも滑ってなかなか入っていかず、タイヤも全然取れなくて、腕の握力を全部持っていかれました 笑

結局、フロントタイヤとリアタイヤの2本のタイヤ交換で、1時間半くらいかかってます…。

去年はできていたはずの、「ちょっとした力のかけ方とかコツ」などが半年の冬眠ですっかり忘れておりまして、なかなか苦戦しました。さらにチューブがタイヤ側に固着していて、取りにくくなっていました。

これからも外でパンクすることはあると思うので、タイヤ交換はむしろどんどん経験して、どんな条件化でもできるように手慣れておかなければならないですね。

シュワルベ ワンはタイヤローテーションあり

タイヤローテーション

シュワルベワンはローテーション(タイヤの組付向き)がありですね。タイヤの側面に写真のような矢印の表記があるので、この向きになるようにホイールに組み付けます。

タイヤパターン自体も、以下画像のようにVの字みたいな矢印チックになっているので、なんとなくこっち回転だなというのは想像はつきますが。

リムテープも交換します

機会がないとリムテープってなかなか交換しないですよね。タイヤ交換ついでにリムテープも交換します。

今回は、シュワルベのハイプレッシャーリムテープを購入。前後2本セットで700円くらいでした。リムテープの交換時期はよくわかりませんが、このくらいの価格なら毎年春先に交換しても良さそうですね。

元のリムテープはペラい

コスパイイのホイールの購入時にそのままついていたリムテープはやたらにペラくてしかも細かったです。

このホイールは本当にコスパ良い格安ホイールなので文句は言えませんが、せめてもう少し実用性のあるリムテープつけてほしいです。

リムテープには、スポーク穴の跡がくっきりとついています。

元のリムテープ スポーク穴がくっきり

これだけ跡が付いていると、チューブにも相当負担がかかっていたはず。さらに穴の位置もテープ幅ギリギリにきてるので、微妙に守れていない感じはする。

去年、このホイールに変えてから長距離時にリム打ちパンクらしきパンクが頻発したのですが、原因はこのリムテープだったのかもしれない。

今回購入したシュワルベのハイプレッシャーリムテープは、幅が18mmと広く、厚みもありしっかりした作りなので安心できそうです。

リムテープの取り付け手順は、ズレ防止にバルブ穴の部分に六角棒を突っ込んで、リムテープの穴の空いた部分をここにあわせて、あとはぐいっと引き伸ばしながら入れていくだけです。

リムテープは一見するとプラスチックみたいで硬そうな素材ですが、かなり伸縮性と弾力があるので、引き伸ばしてパッチンと入れる感じで簡単に入りました。これなら交換が楽です。

シュワルベ ワン とミニッツSの重さを比較

軽量化にはそれほど興味はないのですが、交換ついでに、交換前後でどのくらい重さが変化したのかも計ってみました。

フロント交換前:1050g 交換後:910g【マイナス140g】

フロントはかなり軽量化できました。手持ちはかりでの計測なので、10~20gくらいの誤差はあるかもしれませんが、間違いなく軽量化はできているみたいです。

リア交換前(スプロケ付):1640g 交換後1590g【マイナス50g】

リアはフロントとくらべて50gの軽量化でした。カタログ値のばらつきがあるのか、それともはかりの精度が低いのかわかりませんが、前後の差は謎です。

シュワルベ ワンは空気圧も高め

ミニッツSの適正空気圧は4.5~7barだったのに対し、シュワルベワンは6~8barとなっています。

普段僕は6.5barに合わせているのですが、今回は中間の7barにしてみました。空気圧が高ければ、乗り心地は悪くなりますが、漕いだときのタイヤのたわみも少なくなるし、転がり抵抗も減るので、基本的には走行性能は上がります。

とりあえずフロントとリアも同じ7barにしてみました。ただ、フロントはもう少し低くても良いかもです。

シュワルベ ワン 試し走りと感想

実際に近所を走ってみました。

走り出してすぐに感じたのは、漕ぎ出しの軽さと、路面抵抗のなさ、です。タイヤが軽くてコロコロ回ります。

気持ちよくなって坂道にも挑戦してみたのですが、これは脚力のなさが露呈しただけで、きつかったです。ただ、ミニッツSよりは確実に楽になっているはず、と思って自分を鼓舞させました。

シュワルベ ワン 通勤時にも使用してみた

こちらは後日談になりますが、通勤でも使用しています。

家から会社までの道で、行きは1%くらいの下り勾配なのですが、びっくりするくらいスピードか乗りますね。もともとが下りなので、軽く漕いでいるだけでもスピードは出るのですが、シュワルベワンに交換してから、更にぐいぐいとスピードが乗りやすくなった感じがあります。

ドロップハンドルの下ハン握って頑張ると空気抵抗も低減されるのでさらに速く走れます。

さらに、タイヤの転がり抵抗が少なくなっているので、漕ぐのを休んでいてもスピードが落ちにくくなりました。1本3,500円で、これだけのパフォーマンスが出るなら全然ありだと思います。

これからはシュワルベワンが常用タイヤになりそうです。

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