自転車初心者の僕が、自転車をカスタムするために購入した工具紹介

自転車メンテ

Tern Verge N8 をカスタムするにあたり、僕が実際に購入した工具類をご紹介します。

こちらで紹介している商品は、すべて僕が実際に購入して使用しているものです。初心者なりに、必要な道具、工具類を考えて購入しました。

当初は、CYCLISTの自転車整備全般に利用できる全部入り工具一式セットがめちゃ格好良くて、強く惹かれてしまい、それ購入すれば、困ることないでしょ?みたいな感覚でしたが…。

確かにそれは間違いではないです。このセット買っておけば必要工具で悩むことはないでしょうし、一つ一つ探して購入するよりも時間的にも価格的にもコスパ良いと思います。

ただ、僕はこれから自転車カスタムをする勉強の一環のため、一つ一つ、自分が行う作業に必要な工具を毎回吟味して購入することにしました。

工具類に関しては、まだ発展途上なので、購入したらこちらの記事を追加更新しようと思ってます。

自転車 メンテナンス補助道具

自転車メンテ作業台

購入の際には、そこそこ評価が高く、かつ機能性が高く、折りたたみができて、それでいてリーズナブルなものを選びました。1.3万円くらいで、一生涯、メンテの快適性が買えるなら安い買い物だと思います。

自転車のメンテナンスは、自転車をひっくり返して立てれば大抵のことはできてしまうし、以下のような折りたたみのスタンドで後輪を浮かせてもできてしまうので、正直言って必要ないといえば必要ないものではあります。

ただ、本格的に自転車を整備する人は、メンテスタンドを必ず使っているので、購入を決意しました。ちなみに、用途に応じて以下のAZの簡易的なスタンドも持っています。

変速調整などの後輪を浮かせる必要があるメンテのときにはこちらでも良いと思いますが、いかんせんタイヤを外せないと不便なことも多く、あれこれ本格的なメンテをしたい場合は、やはり吊り下げ式のスタンドは神なのです。

また、スタンドを購入することで、ある種の決意表明?みたいな感覚もあります。これから、意地でも自分の自転車を、自分の力でメンテしていくぞ、といった感覚です。よくわからないからうっかりプロに任せてしまいがちな弱い心を(退路を)塞ぐ的な意味で。

自転車用 工具類

六角レンチセット

これマジでおすすめ。自転車整備の基本です。(別名アーレンキーともいいます)

自転車整備に必要な六角レンチ(1.5mm~10mm)がすべてセットになっています。サイズによって色分けされているので、慣れると見た目でサイズが分かるのが超便利。

大きな力が必要なときにつけるための補助パーツもついていますが、こちらは使ったことはないです。六角レンチだけで十分活躍できます。

短い部分には一般的な精密六角レンチ、長い部分にはくるくる回せるボールヘッド型の六角レンチがついています。

デジタルトルクレンチ

面白い工具がたくさんあるSK11のデジタルトルクレンチです。とにかくあると安心。基本的には、5mmの六角部分(6~10N・m)くらいの範囲で使ってます。

差込サイズは9.5mmです。僕は以下の六角セットと一緒に購入して使ってます。

トルクが目視できるので、とても安心できます。設定したトルクになると、ブザーで教えてくれますが、音はうるさいです 笑

この手のトルクレンチの中ではかなり安めの方だと思います。少しずっしりと重いですが、必要なトルクは十分かけられます。ただし、柄が短いので、30N・m以上のトルクをかけようとすると厳しいかも。

コッタレスクランク専用工具

クランクを取り外すために必要となる工具です。

基本的には一般的なママチャリからクロスバイクまで、ほとんどの自転車のクランクを外して自分でメンテをする場合は、間違いなく必要になる工具です。

激安の類似品はたくさん出ていますが、信頼性がまるで違います。わずか数百円をケチって、ネジ山なめてクランク外せなくなってしまうのってアホらしいでしょ。ならこっち買っておけば精度、強度ともに間違いなしです。

BB取り外し工具

カートリッジ式のBB(ボトムブラケット)を取り外したいときに使用する工具です。先端の歯車状の部分をBB側に引っ掛けて、モンキーレンチなどで回します。

最近のクロスバイクなどは、ほとんどはBBはカートリッジ式なんじゃないかと思います(想像)。うちの息子の7万円くらいのクロスバイクや、僕のTernもこちらのタイプです。

購入前に、念のため前記したコッタレスクランク抜きで、一度ご自分の自転車のクランクを外して、BB形状を確認したほうが良いかもですね。

清掃、潤滑、ケミカル類

潤滑、グリス系は、自転車の維持には欠かせないものなので、ケチらないでどんどん買ったほうが良いと思う派です。わずか千円ちょいくらいで、自転車の寿命が劇的に変わります。

シマノ プレミアムグリス

シマノのなんでもグリス(と僕は呼んでる)です。

おそらく、自転車のほとんどの部位にいけちゃうグリスです。ネジ部分や部品同士の接合部、部品が擦れる部分など「とりあえずグリス塗っておいたら良さそうだな?」みたいな箇所には思考停止でこのグリス塗ってます。

チューブタイプで指先に適量取り出せて、塗り塗りできるのでかなりリーズナブルです。これまでに結構使ってはいるのですが、意外と量があり、全然なくなりません。

ワコーズ多目的潤滑スプレー

こちらも潤滑系のスプレーです。

シマノグリスでは届かない部分、奥まったネジ部や、指の入らない結合部、ブレーキ・シフトワイヤーのアウター内など、可動部という可動部には使用しています。ブレーキの引きが重いときなど、アウターケーブル内にシュッと入れてあげると、うそみたいに引きが軽くなったりもします。

先端が細く、シュワッと出たあとは、隙間に染み込むように入り込んでいくので、とにかく使い勝手が良いです。潤滑が必要そうな部分に気軽にシュッシュしてます。

チェーンルブ

ワコーズのチェーン用オイルです。2本セットが少しだけお得。

水置換性なので、水と混ざってもOK。チェーンをガシガシ水洗いしたあとでも気にせずに注油できる優れもので、チェーンの注油やメンテには欠かせないものです。

本来は他のチェーン洗浄剤でチェーンをキレイに清掃してから使用するものだとは思いますが、僕は汚れたチェーンにそのままドバドバ吹き付けて、後述する【キムワイプ】でチェーンのローラーをゴシゴシとしごくように動かしながら浸透させてます。

少し多めに吹付けてゴシゴシしごくだけで、どす黒い汚れも一緒に浮き上がって流れ落ちます。一石二鳥なズボラメンテですが、何もやらないよりは100億倍マシです。

キムワイプ

昔からなくなるたびに2箱セットを毎回リピ買いしているものです。

とにかくどんな用途でも使える困ったときのキムワイプ。サイズはSやLもありますが、個人的にガシガシ使えてちょうど良いのがMサイズかなと思います。油汚れや水などのふき取りや清掃メインで。箱ティッシュ形状なので、鼻紙にも使える 笑

メンテグローブ

チェーンや駆動系を直接触るときや、グリスを塗るとき、その他、油で汚れそうなときには、これつけて作業します。1箱100枚入り。

グローブ自体はとても丈夫なので、洗えば何度でも使えます。ただ、使用中はムレるし、指に張り付いてとにかく脱ぎにくいので、僕は使用後はそのまま裏返しに脱いでゴミ箱へぽいです。

僕は作業動画の撮影や、メインチャンネルではガジェット系の近接撮影もするので、指が汚れていたらカメラ機材も触れなくなるし、そもそも見栄えが悪いのです。

1枚15円くらいなので、指が汚れない代として割り切ってます。当然ですが、排水溝など汚い部分の掃除にも使えます。場所を取らないので非常用に、常に持ち歩くリュック内に2枚くらい忍ばせてます。

自転車維持管理系パーツ

パンク修理セット

とりあえずこれ買っときゃ安定的な自転車のパンク修理キットです。

タイヤレバーが2本、ゴムのり、小さな紙やすり、パッチが大中小2枚ずつ付属しています。パンク修理時に必要な工具が小さなケースにセットになっているので、携帯性も高いし、かさばらない。ゴムのりはほぼなくならないので、パッチと紙やすりだけなくなったらダイソーなどで購入して継ぎ足し継ぎ足し使ってます。

セット品のタイヤレバーは2本ですが、意外と使いやすいです。実際にすでに3回ほど、固いタイヤ脱着に使用していますが、かなり負荷をかけても折れないので、強度もそこそこ高いと思います。

タイヤレバー

パナレーサーのタイヤレバーです。3本セット。タイヤの脱着に使用します。

昔から信頼性の高いブランドで、利用者も多いです。タイヤレバーに困ったらとりあえずこれ買っておけば間違いない。

僕は、携帯工具として常にリュックに入れてます。3本あるので、タイヤの脱着に慣れていない初心者のうちはとても重宝します。

タイヤレバー 追加 2023年9月追記

タイヤレバーを新たに購入しました。一度使いましたが評判通り神製品です。これ一つで、タイヤの取り外しから組付けまでどちらも楽にカバーできます。

これまで、力をかけて頑張っていたのが嘘みたいに簡単にタイヤの着脱ができます。

ただ、何も考えずに使うとタイヤと一緒にチューブを噛みやすいので、タイヤ組み付け時に使用する場合は、最後の10~20cmの一番固いところでチューブを確認しながら慎重に使うと良いです。

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