![](https://sato001-bicycle.com/wp-content/uploads/2023/04/PXL_20230325_032301393-1024x576.jpg)
そろそろなんかスポーツ的なサドルに交換したいなぁ、なんて思いまして、Amazonで売っていたよくわからないメーカーの軽量なショートサドルを購入してみました。
この記事は、スポーツサドルに交換してみて実際に230km走ってみた後の感想になります。お時間のある方は以下の動画もどうぞ。
購入したサドル
購入したのは以下のサドルです。
購入理由としては、見た目が8割、あと値段が2割といったところです。
まず見た目にショートでスポーツ的なサドルにしたい、というのがあって、そこそこ価格が安いものを探していたらたまたまAmazonでこのサドルを見つけたという次第です。
純正サドルとの比較
![上が純正、下が購入したサドルです](https://sato001-bicycle.com/wp-content/uploads/2023/04/サドル交換008-1024x576.jpg)
ショートタイプのサドルなので、純正サドルよりも3cmくらい短いです。かなり股下がすっきりしそうな感じがします。
価格はクーポン適用で3200円くらいでした。軽量サドルでこの価格なら試してみる価値はありそうですよね。サドル選びて沼ってる方を見かけるので、ダメならダメですぐに他な行けるように、安いサドルから入ってみました。
サドルの重さを計測
軽量化にそこまで興味があるわけではありませんが、興味がある方のために、このサドルの重さを計測してみました。
![純正サドルは333g](https://sato001-bicycle.com/wp-content/uploads/2023/04/サドル交換011-1024x576.jpg)
![購入したサドルはなんと208gです 軽い](https://sato001-bicycle.com/wp-content/uploads/2023/04/サドル交換012-1024x576.jpg)
こうして数字で見てみるとかなり軽いですね。サドル交換するだけで黙って125gの軽量化です。
サドルの交換方法
サドル交換は初めてでしたが、いざやってみるとかなり簡単でした。
![サドル交換方法 6mm六角ネジ](https://sato001-bicycle.com/wp-content/uploads/2023/04/サドル交換002-1024x576.jpg)
まずは、サドル後ろ下部にある6mmの六角ねじを緩めます。サドルはこのネジ一つでとまっているようです。
ネジを外すと、上に乗っかっているハンマーヘッドみたいなパーツが外れ、サドルのレールを抑えているハンバーガーみたいな金具がポロリと外れます。このハンバーガーがサドルのレールを抑え込むようにしてとめられているようです。
![サドルをおさえているハンバーガーみたいな金具](https://sato001-bicycle.com/wp-content/uploads/2023/04/サドル交換004-1024x576.jpg)
ちなみにネジはすべて外さなくてもサドルは外せます。ネジを途中まで緩めて、あとは上の金具を浮かせて90度ひねるだけで、サドルのレールが取り外せるような仕組みになっています。僕は最初、よくわからなくて、全部ネジを外してバラバラにしました。
![サドル固定金具:上の金具を90度ひねるだけで取り外し可能](https://sato001-bicycle.com/wp-content/uploads/2023/04/サドル交換014-1024x576.jpg)
金具受けの部分は、ギザギザになっていて、ここでサドルの前後の角度を微調整できるような仕組みになっているようです。
![サドルの金具受けの部分](https://sato001-bicycle.com/wp-content/uploads/2023/04/サドル交換006-1024x576.jpg)
サドルはとりあえず、地面と水平にして取付しました。このあたりはお好みで良さそうです。おしりが痛くなるようなら少しだけ前傾にすると良いかもです。
サドルには穴が開いていいるので、上からのぞくとネジ部分が丸見えです。おしりがスースーしそうですね。通気性良さそう。
![サドルのネジが丸見え](https://sato001-bicycle.com/wp-content/uploads/2023/04/サドル交換018-1024x576.jpg)
外に自転車を置いて雨にあたる場合は、このネジ部分に確実に水が入るので、少し気になるところです。ネジ部分にはシマノグリスをつけておきました。
サドル交換後の正直な感想
サドル交換直後 10km走行
![](https://sato001-bicycle.com/wp-content/uploads/2023/04/PXL_20230325_032250972-1-1024x576.jpg)
サドルの交換直後、とりあえず10km走ってみたのですが、わずか10kmでおしりがかなり痛くなりました。
とにかくサドルが固いです。
Tern Verge N8 の純正サドルも固いなぁと思っていましたが、このサドルから比べると、純正サドルはふかふかベッドのようです。いかに純正サドルがおしりに優しかったか思いシリました。
あわわ。これはちょっと失敗したかな?なんて思ったものです。
ただ、せっかく購入したサドルなので、その後も我慢して乗ることにしました。見た目もとても気に入りましたし。そういえば、ロードバイクの方々は、おしりにクッションのようなものが入っているのはいてますよね。クッション入りのパンツでもはこうかしら。
我慢して乗っているといつの間にか変化が…
その後も、通勤で乗ったり、休日は軽めのライドをしてみたりなんかしながら、このまま乗っていたのですが、気が付いたらおしりが痛くなくなっていました。
サドルを交換してから230km走行後
ん?いつの間にサドルが体に馴染んだ?みたいです。
いや、体がサドルに慣れたといったほうが良いのかもしれません。とにかく、走っていても以前ほどの痛みがなくなりました。
正確には、今でも多少の固さは感じるのですが、当初感じたみたいな、これはやばくなりそうだ、的な痛みはなくなっています。
この状態で、1ライド20~30kmくらいの距離を何回か走っていますが、今ではほとんどおしりの痛みを感じていません。人間、なんでも慣れるものです。
![](https://sato001-bicycle.com/wp-content/uploads/2023/04/PXL_20230421_091352131-1024x576.jpg)
純正サドルのときは、長距離を走ると、サドルの前部分が足の内側に擦れていて【股ズレ】のような症状があったんですけど、このサドルに交換してからは、ショートサドルのせいなのか、内ももに擦れることがなくなりました。
段差などを乗り越えるときにはどうしてもサドルの固さを感じますが、微妙に浮かせて走ることで段差時の衝撃は逃がすようにしています。
見た目に格好良くなったので、結果的には満足しています。交換して良かったです。
今年の夏は、このサドルで100kmクラスの長距離を試してみたいと考え中。とりあえずインナーパンツはなしで長距離を試してみてまたレポートしますね。
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