ミニベロで行くソロキャンプ。使用したパニアバッグとパックパックの使用感について

自転車キャンプ キャンプ
自転車キャンプ

Tern Verge N8 をキャンプ仕様にして1泊2日の自転車ソロキャンプに行ってきました。

この記事では、もともと積載に余裕がないミニベロに、キャンプギアを積むために必要な積載バッグ(パニアバッグ、バックパック)について書いています。

今回のキャンプ動画

今回のキャンプ動画はこちらです。北海道芦別市上芦別町にある上芦別公園へ行きました。

前編はキャンプ場に行く道中から、テント設営、キャンプ場の紹介など。後編は、たのしい夜の宴から次の日の朝までとなっています。

自転車ソロキャンプ動画に興味ある方はぜひご視聴ください。

上芦別公園 キャンプ 前編
上芦別公園 キャンプ 後編

ROCKBROS パニアバッグ 25L 左右2個セット

キャンプといっても、必要なキャンプ道具はたくさんあります。

自転車なので、持っていけるもの、持っていけないものなど、限界があるとは思いますが、僕はキャンプは可能な限り色々な道具を持って行きたい派です。

そこで【キャンプギアを自転車に積むための大容量な入れ物】が必要になります。そこで僕が購入したのはロックブロスのパニアバッグ(左右セット)です。

こちら、25L容量のバッグが2つセットで合計50Lを積載可能にする商品です。このパニアバッグの使い方、取付方法など詳しく知りたい方は以下のレビュー動画も参照してください。

これで今回のすべてのキャンプ道具が収まりました。実際に持っていったキャンプ道具の詳細に関しては、冒頭のキャンプ動画を参照ください。

ROCKBROS パニアバッグを使用した感想

パニアバッグとテント
パニアバッグとテント

容量がとにかく大きいので、一度使うとこれやめられません。おかげさまで、自分の手持ちのキャンプギアを思考停止で片っ端から詰め込んで持っていくことができました。

パニアバッグ 荷物へのアクセスは良くない

ROCKBROS パニアバック ロールトップ形状
ロールトップ形状

荷物へのアクセス方法が上部のみでして、しかも入り口がロールトップ形状になっているため、開け閉めや出し入れがしづらく、バッグとしての使い勝手はあまりよくありません。

途中で何度も開け閉めするような使い方もできないわけではありませんが、そういった使い方は向いていません。あくまで荷物を運ぶために特化した大容量のバッグ、という位置づけですね。

パニアバッグ 荷物は先入れ後出し

画像は上から見たところ
画像は上から見たところ

基本的には、荷物を下から順番に詰め込んでいくため、当然ですが満載時に下部の荷物だけを取り出すことができません。最初に入れたものは、最後に出すことになります。

真ん中にチャックとかつけて、中間からでもアクセスできるようにしてくれたら良いのにな、とも思いましたが、このパニアバックの価格を考えたら贅沢は言えませんよね。

マットや寝袋、焚き火台など、キャンプ場でしか使わない道具は下へ、くすりポーチや雨具など、道中でも使いそうな道具はすぐに取り出せるように上に載せるなど、考えて荷物を詰める必要があります。あと、潰れて壊れてしまいそうなものも上に載せる必要があります。

今回は、左8.5kg、右9.5kgほどの荷物を詰め込みました。かなりパツパツ、重めでしたが、キャリアとの接続部も破損することなく、全く問題ありませんでした。

キャリアの接続部
キャリアの接続部

パニアバッグ 自転車はふらつく

荷物が重いと自転車がふらつきます。

路面のうねりのようなところとか、小石をうっかり踏んでしまうと、ハンドルを取られて転んでしまう危険性があります。走行中はしっかりと気を張って前方の路面を見ておく必要ありです。

キャンプ道具を積んでいるときは、安全のため、ビンディングペダルはやめたほうが良いかもです。何かあったときにすぐに足がつけるように、フラットペダルを推奨します。

ダブルレッグスタンド推奨

ダブルレッグスタンド推奨
ダブルレッグスタンド推奨

パニアバックは両側に荷物を載せる構造のため、純正のスタンド(斜めスタンド)とかだと、重い荷物を載せているときは非常にバランスが悪く、支えきれずに倒れてしまうかもしれません。

その点、ダブルレッグスタンドは垂直にまっすぐ立てることができるので、荷物の重さを左右同じくらいにしておくことでつり合いが取れるので、バランス良いかもしれません。

このダブルレッグスタンドを取り付けたときの動画はこちらです。

リアキャリア(LOADER RACK 2.0)

リアキャリアは、Ternのオプション品であるLOADER RACK 2.0を使っています。こちら、Ternの純正品なので何かと安心ですね。耐荷重25kg。

こちらにロックブロスのパニアバッグを左右取り付けて行きます。更にこのリアキャリアにはテントも積んでます。

Loader Rack 2.0 のフレームが少し太くて、ROCKBROSパニアバッグの爪が入り切っていないのですが、特に問題はありませんでした。荷物の重みで下方向に力がかかるため、外れることもないです。

Loader Rack 2.0 の取付動画はこちらになります。

Loader Rack 2.0 の取付ネジなくし問題

ローダーラックに付属してくる取付用のネジは、取付、取り外しを繰り返すうちに無くしてしまったり、ネジ山が潰れて使えなくなったりします。

僕は一つネジ山が潰れてしまったのでホームセンターで代用品を買いました。代用品は以下のようなM5規格のネジです。

頭部の形状はプラスでも六角でもお好みで。

Deuter (ドイター) バックパック レース EXP Air

僕の場合は、基本YouTubeの撮影も兼ねているので、カメラや三脚、ライト、マイク、充電器、モバイルバッテリーなど、撮影機材がいろいろ必要になります。

今回は、ドイターのリュックを持っていきました。下のリンクで紹介しているのは2023モデルです。

リュックはキャンプ場からお風呂に行くときも大活躍でした。貴重品や財布、タオルなどを入れていくのにちょうど良かったです。

やはりバックパックは、なんだかんだいってあると便利なアイテムなんです。

Deuter (ドイター) バックパック レース EXP Airの良いところ

背中の空間で風が抜ける
背中の空間で風が抜ける

このバックパックの良いところは、背中とリュックの間に空間ができていて、風が抜けるようになっているところです。

この構造により、リュックと背中が直接触れないため、汗で背中が蒸れず、風が抜けて乾くような仕組みになっています。

30℃超えの暑い日などに背中が蒸れてしまうと、それだけで疲れや暑さが倍増するので、この構造はさすがに考えられた作りだなと感心します。

肩紐もメッシュ構造
肩紐もメッシュ構造

さらに、肩紐の部分もメッシュ構造のため、汗が乾きやすい形状になっています。自転車用のリュックだけに、自転車走行を想定した作りになっています。

Deuter (ドイター) バックパック レース EXP Airの良くないところ

このリュックは、背中に空間を作るために、バックパック自体の背中の部分が湾曲しています。なので、太め、大きめの荷物は入らないし、荷物の収まりも良くないです。

容量を増やすためにマチを広げるためのジップもついてはいるのですが、感覚としては、気持ち程度広がるくらいの容量です。

今回のまとめ、今後の目標について

上芦別公園キャンプ
上芦別公園キャンプ

自転車キャンプは、道具をあまり持っていけないので、ついつい質素なキャンプになりがちです。

それでも、できるだけ多くの荷物を持って、少しでも贅沢にキャンプできるようにしたいと思っています。そのためには、まず荷物を持っていくための装備を考える必要があります。

僕にとってはROCKBROSのパニアバッグが現状ではマストアイテムになりました。他にもフロントバッグや、大型のパックパックなど、別な選択肢もあるとは思いますが、今年はパニアバッグでまたキャンプに行こうかなと思っています。

今後の目標

今後のキャンプ装備の目標としては、キャンプギアを減らしたくないので、キャンプギア自体を軽量化していく方法でいこうと思っています。

俗に言うUL(ウルトラライト)装備です。

突き詰めていくと、これが最終的な到達点にるような気がしてます。ただ、UL装備は軽ければ軽いほど価格がアホみたいに高くなりがちなので、一つずつ、時間をかけて自分にあった道具を揃えていこうと思っています。装備をあれやこれやと見直す部分も含めて、キャンプを楽しみたいです。

今後も、YouTubeでキャンプ動画を発信していきます。興味のある方はぜひチャンネル登録をお願いします。あとコメントもお待ちしていますね。

かたおかさとしの自転車

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