こちらは自転車用ライト【DLite1800】のレビュー記事になります。この記事で紹介しているライトはこちらです。
今回の動画はこちら
ライトの光量や詳しい操作方法などは動画で見ていただいたほうがわかりやすいと思います。
これからも自転車用ガジェットどんどん紹介していきます。興味のある方はチャンネル登録もお願いします。
DLite1800 付属品紹介
Dlite1800には、本体の他に以下のものが付属しています。
- リモコン(自転車マウントゴム2本付き)
- アタッチメント2種類(ハンドルバー取付用、GoProマウント)
- 充電ケーブル
- 2mm六角レンチ
- 説明書類
リモコン(自転車マウントゴム2本付き)
ライトを操作するためのリモコンです。
当初、これ必要かな?と疑問に思ったものですが、使ってみるとこれがなかなかどうして使いやすいのです。リモコンのオススメ取付場所は後述します。
リモコン単体でライトをONにすることはできません。それが少し残念ポイントです。
ライトをONにしたあとのライト操作全般(ハイ・ロー、光種切り替え、警告モード、OFF)の操作ができます。
アタッチメント2種類
アタッチメントは2種類付属します。1つはオーソドックスなハンドルバーに取り付けるためのマウントです。もう一つはGoPro互換のマウントです。
GoPro互換のマウントは、キャンプなどでライトを三脚に取り付けたりして別の用途としても使えそうです。
充電ケーブル
充電ケーブルは、Type-A~Type-Cのケーブルが1本付属します。Type-AをType-Cに変換できるコネクタも付属しているので、充電器の形状がType-Cしかない方でもType~C-Type-Cとして利用できます。
2mm六角レンチ
六角レンチが付属します。これは台座を付け替えるための工具です。DLite1800は、マウント位置を上下好きな方に付け替えることができます。取付自由度はかなり高いと思います。
説明書類
日本語の説明書が付属します。
説明書は、ライト自体の説明書と、付属リモコンの説明書がそれぞれあります。
DLite1800の特徴や仕様など
DLite1800 は、自動車のライトのようにハイビームとロービームを切り替えできるのが最大の特徴です。
人も車も多いような市街地ではロービームで走行し、郊外などの真っ暗で人気のない山道などはハイビームで走るなどの使い分けができます。
防水等級はIPX6
ライトに防塵等級はありませんが、防水等級はIPX6となっています。
IPX6は、水の中に沈めることはできませんが、【激しい雨くらいならぜんぜん余裕】といった感じの等級です。自転車利用には全く問題ないレベルです。
DLite1800の操作方法
ボタンは2つあります。ざっくり説明すると、上:電源ボタン、下:切り替えボタン、です。
上のボタンを0.5秒長押しすることで、ライトが点灯します。同じく0.5秒長押しすることライトが消灯します。ライト点灯中に上のボタンを単押しすると、ライトモードの切り替え(後述)ができます。
下のボタンはハイ、ロー切り替えボタンです。ライト点灯中に単押しするとライトをハイ、ローに切り替えできます。長押しすることでスマートモードと手動モード(後述)の切り替えができます。
ライトの種類
ライトはハイビームとロービームの中にそれぞれ3種類ずつと、他に警告モードが1種類あり、合計7種類のモードが使えます。照射距離は最大で210mあるみたいです。とんでもないスペックです。
以下に説明書にある光量(ルーメン)、バッテリー持ち時間とともに記載します。
ロービーム
モード | 明るさ(ルーメン) | バッテリー持続時間 | 説明 |
ロー | 200 | 11時間 | ロービームの中で一番光量が低いライトです |
ハイ | 600 | 4時間 | ロービームの中で一番明るいライトです |
フラッシュ | 200 | 18時間 | チカチカ点滅します。日中のライドなどに良いかも。 |
ハイビーム
モード | 明るさ(ルーメン) | バッテリー持続時間 | 説明 |
ロー | 600 | 4時間30分 | ハイビームの中で一番光量が低いライトです |
ミドル | 900 | 2時間40分 | ハイビームの中で中間の明るさのライト |
ハイ | 1800 | 1時間40分 | ハイビームの中で一番光量の強い良いライトです。正面から直視すると視力に影響が出そうなレベル。 |
警告モード
2100ルーメン。リモコンで押している時のみ照射可能な超強烈なライトです。
スマートモードと手動モード
Dlite1800は、ライトを自動点灯・消灯してくれるスマートモードを搭載しています。ハイ・ロー切り替えボタンを長押しすることで切り替えできます。
スマートモード(青色LED)は、自転車の振動を感知すると自動で点灯、120秒静止すると消灯してくれるモードです。
手動モード(緑色LED)は、従来どおり手動でオンオフするモードです。
台座の付け替え
DLite1800は、台座を上下に付け替えできます。これによって、ハンドルバーなどの上に固定、下に固定といった自由なマウントが可能です。
付け替えは横のネジ(2mm六角ネジ)を外して、アタッチメントを外して上下入れ替えるだけです。
付属の工具でもできますが、以下の電動ドライバーとビットセットを購入しておくと、この先、一生この手の作業時間を短縮できるのでオススメです。
モバイルバッテリー機能
DLite1800は、5000mAhのモバイルバッテリーにもなります。
背面のType-Cポートから充電と給電ができます。5000mAhは、スマホ1台をフル充電できるかできないかくらいの微妙な容量です。肝心のライトが使えなくなると本末転倒なので、ガチな充電には使わないほうが得策だと思います。
ためしに手持ちのスマホに充電してみましたが急速充電はできませんでした。おそらく5~7.5Wくらいの低速な充電速度だと思われます。
ライド時の、自転車用の備品(テールライトなど)の充電や、緊急時にスマホを少しだけ充電するなどに使うのが良いのかなと思います。
専用リモコンについて
DLite1800は、専用のリモコンが付属します。※単品モデルには付属しません。
このリモコンで、ライトの操作ができます。ハイビーム、ロービームの切り替えを頻繁にする場合は、大変便利です。
リモコンのオススメの取り付け場所
個人的なリモコン取付場所のオススメは、STIレバーの内側に取付することです。
これで走行中、ハンドルから手を離すことなく、親指だけの移動でライトを操作できます。これはまじで快適です。
リモコンの電池交換
リモコンは背面のカバーをマイナスドライバーなどでこじこじすると外れます。中の基板(写真中央のパーツ)がまるっと外れます。基板に丸型のボタン電池が固定されています。
ボタン電池は、リモコンの電池の効きが悪くなってきたなと感じたら交換をオススメします。
2週間使ってみた感想
2週間使ってみましたが、控えめに言ってかなり満足度の高いライトだと思います。
僕は、DLite1800をハンドルバーではなく、KCNCのライトアダプターを介してハブ横に着けているので、ハンドルバーに取り付けするよりもライトの位置が低く、ロービームでは直接地面を照らしているくらいに下向きな感じがします。
それでもハイビームにするとかなりの光量で迷惑だと思われるので、結果的にハイビームにはほとんど使用しないで使用しています。正直ロービームだけでも十分に明るいので、これで良いと思います。
本当に真っ暗な道、僕の場合は夜のサイクリングロードなどを走る時限定で、ハイビームにしています。手元のリモコンの使い勝手はかなり良くて、ハイとローの切り替えも簡単でお気に入りです。
コメント
ハイビームのミドルって取説等にも表記ありませんけど本当にあります?
来年発売のモデルとかですか?
新しいモデルだとハイとミドルとローに代わってるかもです。
以下のリンクはこの製品の説明書を見ているシーンなので、ご自分の説明書と比べてみてください。
https://youtu.be/Oxdrz6idO0U?si=7FGm7KzXRRDXoYA9&t=466
内容が違う場合は、おそらく新製品なので、仕様が変わっているのだと思います。