ドロップハンドル化計画の調整編です。
今回は細かい部分を調整して仕上げていきます。動画で見たい方は以下の動画でどうぞ。
シフト、ブレーキケーブルの状態
配線状況はこんな感じです。
フロントブレーキ、リアブレーキ、シフトケーブルは3本まとめてビニールテープでとめました。純正でもこんな感じでとまってます。
この部分は、あまりにバラバラすぎると格好が悪いし、かといってガッチガチに固定してしまうと、折り畳みにくくなったりします。
とりあえず、純正同様に折り畳みに邪魔にならない程度にグルグル巻きにして束ねておきます。
ブレーキケーブルとシフトケーブルは、ハンドルのRに沿ってはわせて、ビニールテープでグルグル巻きにしてに固定しました。ここは動かないようにがっちりとめます。最終的にはこの上に更にバーテープを巻きます。
フロントのブレーキケーブルアジャスターはこの位置につけました。インナーを通す前に適当ところでアウターケーブルをカットして間に割り込みます。
リアケーブルアジャスターはこの位置につけました。なんとなくリアブレーキ付近が良いかなと思ってこの位置にしています。場所はおそらくどこでもよいと思います。
調整前に折りたためるか実験
インナーケーブルをカットしたり、その他もろもろを固定してしまう前に、とりあえず折りたためるかどうかを確認してみました。
出来上がったは良いけど、折りたためなくなってしまったら、折り畳み自転車である強みがなくなってしまいます。
ケーブルに気を付けながら慎重に折りたたみます。
リクセン&カウルのアダプターが邪魔してシートポスト下りなかった。
なんとか折りたたむことはできました。
シートポストにリクセンカウルのアダプターが付いているので、下げることができませんでしたが、これは単純に外せば折り畳みは問題なくできそうです。
ドロップハンドルが思いのほか邪魔でした。
構造上、どうしてもドロップハンドル部分が突起しますね。車に積む場合はそれほど気にしなくても良さそうだけど、輪行袋に入れる場合は、面倒でもステムからドロップハンドルをいったん取り外していく方が無難かもしれません。
座ってみて、ポジションの確認をします。予想通り、前傾がキツくなりました。こればかりは実際に走ってみないとなんとも言えませんが、なんとなく腰が痛くなりそうなポジションです。
気持ちだけハンドルを上げてみました。このあたりは外を走れるようになったら微調整しながら楽な姿勢を探す旅に出ることになりそうです。
ステムを固定します。アルミ製なので、あまりきつく締めすぎると壊してしまいそうなので、トルクレンチで締めます。対角線で徐々に締めていき、最終的には7N・mで締めました。走ってみて動くようならもう少し強く締めます。
ブレーキケーブルもトルクレンチを使って締めます。ここは6N・mで締めてます。
これ以上調整することもないので、インナーケーブル類をカットします。上の画像はフロント側。
こちらはリア側で、ケーブルに付属してきたエンドキャップをカシメているところ。
シフトケーブルも切断します。切断前に大まかにディレイラーの調整済みです。
シフトケーブルもトルクレンチを使ってしっかり締めました。
STIレバーとVブレーキの互換性について
STIレバーは本来はVブレーキに使うものではなくてシマノでは非推奨らしいです。
動画のコメント欄でもお教えいただきましたが、一般的にはSTIレバーでVブレーキ引くと、引きシロが足りなくてブレーキの利きが悪くなるみたいです。
対策としては、これまた非推奨ではありますが、ミニVブレーキに交換するというものがあるようです。ミニVブレーキは、Vブレーキの全長がコンパクトで短いもので、90mmくらいのものみたいです。
今回、僕はブレーキはそのまま使用しましたが普通に効いています。どうして普通にブレーキが効くのか不思議でしたが、どうやらこれはホイールサイズを406→451にアップしていることが影響してそうです。
406から451に交換している場合はブレーキOK?かも
ノーマル(406)状態では、上の写真の左手親指のあたりにブレーキシューが付き、人差し指のあたりでワイヤーに引っ張られます。
451の場合は、写真のようにシューの位置がかなり高い位置についているため、同じ位置から引っ張っても、てこの原理により、少ない力でブレーキシューを稼働させることができます。これはミニVブレーキを取付したのと同じような効果なのではないかと思われます。(たぶん)
ざっくりポジション確認して終了
とりあえず、またがってみて、良さそうなので終了です。この後、バーテープを巻きましたが、散々な結果でした。このあたりは以下の動画をご視聴ください 笑
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